大麦若葉末とは
豊富な栄養とクセが少なく飲みやすい点が特徴
大麦若葉末は、イネ科オオムギ属のオオムギの茎葉部を乾燥・微粉砕加工した淡緑~濃緑色の粉末です。
大麦若葉をまるごと粉砕するので食物繊維がたっぷり。他にも、各種ミネラルやビタミン類も含みます。
大麦若葉末は、苦みや青臭さが少なく、味わいに定評があり、主に青汁の原料として利用されており、現在流通している青汁原料の約5割が大麦若葉といわれるほど人気を集めております。
最近では青汁以外の用途として、アイスクリームや焼き菓子、うどん等の一般食品への利用も注目されております。
栽培・製法へのこだわり
農薬不使用栽培
お客様に安心をお届けするため、大麦若葉の栽培期間中には農薬を一切使用していません。
収穫後はすみやかに粉砕加工
東洋新薬では鮮度が落ちないよう、大麦若葉の栽培に適した熊本に工場を構え、契約農家から直送し、加工。収穫から粉砕加工をすみやかに行うことで、いつでも美味しく、緑色鮮やかな大麦若葉末をお届けします。
特許製法「超微粉砕製法」
東洋新薬の大麦若葉は、特許製法の「超微粉砕製法」により大麦若葉末へ加工されます。
超微粉砕なので粉っぽさが少なく、口当たりもなめらかに仕上がります。
大麦若葉末の成分
大麦若葉末は食物繊維を豊富に含み、さらに鉄、カルシウム、カリウム、マグネシウム、銅といったミネラル、ビタミンA、ビタミンE、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンK、葉酸、といったビタミン類も含みます。※代表ロットでの分析値に基づく。
また、ノンカフェインのため、多くの方に安心して摂取いただけます。
大麦若葉末基本情報
名称
一般名 | 大麦若葉末 |
---|---|
原材料表示例 | 大麦若葉末 |
由来
由来 | 大麦若葉 |
---|
有効性
有効性 |
|
---|
規格・成分
区分 | 食品 |
---|---|
機能性関与成分 | 大麦若葉由来食物繊維 |
特性
性状 | 性状:淡緑色~濃緑色の粉末 味:クセがなく、ほのかに甘い |
---|---|
溶解性 | 分散 |
使い方等
1日摂取量目安 | 機能性関与成分量として 便通改善作用 2.1g 腸内環境改善作用0.7g 肌水分量増加作用0.7g 食後血糖上昇抑制作用 614mg |
---|---|
使用可能剤型 | 飲料、乳製品、菓子、麺、サプリメント等 |
賞味期限 | 24ヶ月 |
アレルギー物質 | 無し |
機能性表示食品に対応
「大麦若葉末」を関与成分素材として「便通改善」・「腸内環境改善」・「肌水分量増加」の3つの訴求の届出が可能
当社の大麦若葉末は、「便通改善」・「腸内環境改善」・「肌水分量増加」を訴求する機能性表示食品の関与成分素材としてご活用いただけます。
届出はSR(システマティックレビュー)を用いて行っています。そのため青汁での届出はもちろんのこと、グリーンスムージーや清涼飲料水などの飲料、パンや焼き菓子、うどんなど加工食品を含め、さまざま食品に配合し、日々の食生活により取り入れやすくした機能性表示食品の開発が可能です。
また「腸内環境改善」および「肌水分量増加」訴求では、従来の3分の1の摂取量(大麦若葉由来食物繊維として0.7g/日)という低用量での有効性が確認されており、幅広い商品形態の設計が可能です。
届出表示例
【便通改善訴求】
本品には、大麦若葉由来食物繊維が含まれます。大麦若葉由来食物繊維には、便通を改善する機能が報告されています。
【腸内環境改善訴求】
本品には、大麦若葉由来食物繊維が含まれます。大麦若葉由来食物繊維には、腸内環境を改善する(善玉菌である酪酸菌・乳酸菌を増やす)機能が報告されています。
【肌水分量増加訴求】
本品には、大麦若葉由来食物繊維が含まれます。大麦若葉由来食物繊維には、肌の潤いを維持して肌の健康を守るのを助ける機能が報告されています。
大麦若葉末の有効性
「便通改善作用」、「腸内環境改善作用」、「肌水分量増加作用」、「食後血糖値上昇抑制作用」などが確認されています。
便通改善作用 (機能性表示対応)
- ―試験概要―
- ・対象者:排便回数が1週間当たり3回以上5回以下で便秘傾向の18歳以上50歳未満の健常男女
- ・試験食品:①対照食品、②大麦若葉末配合粉末飲料(試験食品)※大麦若葉由来食物繊維 2.1g/日含む
- ・摂取方法・期間:対照食品または試験食品を1日3袋、適量の水又はお湯に溶かして2週間摂取
- ・解析対象者数:59人
(池口ら:日本食品新素材研究会誌, 9(1), 65-70, 2006.より改編)
腸内環境改善作用 (機能性表示対応)
- ―試験概要―
- ・対象者:排便回数が1週間あたり3回以上5回以下の20歳以上65歳未満の健常男女
- ・試験食品:①対照食品、②大麦若葉末配合粉末飲料(試験食品)※大麦若葉由来食物繊維 0.7g/日含む
- ・摂取方法・期間:対照食品または試験食品を1日2袋、適量の水またはお湯に溶かして4週間摂取
- ・評価項目:腸内細菌(属)の占有率
- ・解析対象者数:対照食品 30人、試験食品 25人
(松岡ら:薬理と治療, 49(10), 1681-1688, 2021.より作図)
肌水分量増加作用 (機能性表示対応)
- ―試験概要―
- ・対象者:肌の乾燥・かさつきを有する35歳以上50歳未満の健康な女性
- ・試験食品:①対照食品、②大麦若葉末配合粉末飲料(試験食品)※大麦若葉由来食物繊維 0.7g/日含む
- ・摂取方法・期間:対照食品または試験食品を1日2袋、適量の水またはお湯に溶かして8週間摂取
- ・解析対象者数:対照食品 18人、試験食品 21人
(上田ら:薬理と治療, 49(10), 1689-1695, 2021.より作図)
美肌作用
- ―試験概要―
- ・対象者:肌荒れ症状(乾燥、吹き出物)を有する35歳以上55歳未満の健常男女
- ・試験食品:①対照食品、②大麦若葉末 1.0g(試験食品)
- ・摂取方法・期間:対照食品または試験食品を1日1袋、100mLの水又はお湯に溶かして8週間摂取
- ・評価項目:角層水分量、皮膚粘弾性、アンケート
- ・解析対象者数:対照食品 8人、試験食品 10人
※試験番号:005-1381
食後血糖値上昇抑制作用
- ―試験概要―
- ・対象者:排便回数が1週間当たり3回以上5回以下で便秘傾向の18歳以上50歳未満の健常男女
- ・試験食品:①対照食品、②大麦若葉末配合粉末飲料(試験食品)※大麦若葉由来食物繊維 2.1g/日含む
- ・摂取方法・期間:対照食品または試験食品を1日3袋、適量の水又はお湯に溶かして2週間摂取
- ・解析対象者数:59人
(池口ら:日本食品新素材研究会誌, 9(1), 65-70.2006.より改編)
Faecalibacterium, Roseburia:代表的な酪酸菌グループの一つ
Lactobacillus:代表的な乳酸菌グループの一つ
- ―試験概要―
- ・対象者:排便回数が1週間あたり3回以上5回以下の20歳以上65歳未満の健常男女
- ・試験食品:①対照食品、②大麦若葉末配合粉末飲料(試験食品)※大麦若葉由来食物繊維 0.7g/日含む
- ・摂取方法・期間:対照食品または試験食品を1日2袋、適量の水またはお湯に溶かして4週間摂取
- ・評価項目:腸内細菌(属)の占有率
- ・解析対象者数:対照食品 30人、試験食品 25人
(松岡ら:薬理と治療, 49(10), 1681-1688, 2021.より作図)
- ―試験概要―
- ・対象者:肌の乾燥・かさつきを有する35歳以上50歳未満の健康な女性
- ・試験食品:①対照食品、②大麦若葉末配合粉末飲料(試験食品)※大麦若葉由来食物繊維 0.7g/日含む
- ・摂取方法・期間:対照食品または試験食品を1日2袋、適量の水またはお湯に溶かして8週間摂取
- ・解析対象者数:対照食品 18人、試験食品 21人
(上田ら:薬理と治療, 49(10), 1689-1695, 2021.より作図)
- ―試験概要―
- ・対象者:肌荒れ症状(乾燥、吹き出物)を有する35歳以上55歳未満の健常男女
- ・試験食品:①対照食品、②大麦若葉末 1.0g(試験食品)
- ・摂取方法・期間:対照食品または試験食品を1日1袋、100mLの水又はお湯に溶かして8週間摂取
- ・評価項目:角層水分量、皮膚粘弾性、アンケート
- ・解析対象者数:対照食品 8人、試験食品 10人
※試験番号:005-1381
- ―試験概要―
- ・対象者:肌荒れ症状(乾燥、吹き出物)を有する35歳以上55歳未満の健常男女
- ・試験食品:①対照食品、②大麦若葉末 1.0g(試験食品)
- ・摂取方法・期間:対照食品または試験食品を1日1袋、100mLの水又はお湯に溶かして8週間摂取
- ・評価項目:角層水分量、皮膚粘弾性、アンケート
- ・解析対象者数:対照食品 8人、試験食品 10人
※試験番号:005-1381
- ―試験概要―
- ・対象者:肌荒れ症状(乾燥、吹き出物)を有する35歳以上55歳未満の健常男女
- ・試験食品:①対照食品、②大麦若葉末 1.0g(試験食品)
- ・摂取方法・期間:対照食品または試験食品を1日1袋、100mLの水又はお湯に溶かして8週間摂取
- ・評価項目:角層水分量、皮膚粘弾性、アンケート
- ・解析対象者数:対照食品 8人、試験食品 10人
※試験番号:005-1381
- ―試験概要―
- ・対象者:20歳以上65歳未満で空腹時血糖値が126mg/dL未満の糖尿病境界域または健常な男女
- ・試験食品:①対照食品、②大麦若葉末配合粉末飲料(試験食品)※大麦若葉由来食物繊維 614mg/日含む
- ・摂取方法:対照食品または試験食品を100mLの水に溶かして、おにぎり3個とともに摂取
- ・評価項目:血糖値、摂取前から摂取2時間後までの血糖値上昇曲線下面積
- ・解析対象者数:25人
(神谷ら:応用薬理, 85(1/2), 1-6, 2013.より改編)
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