バナスリン®｜原料・素材ナビ

バナスリン®とは
基本情報
機能性表示食品
安全性
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商品開発のヒント

バナスリン®とは

東南アジア伝統の健康素材

バナスリン®は、バナバの葉から抽出した機能性素材です。
バナバとはフィリピンを始めとする東南アジアからオーストラリアといった地域に広く生息している落葉高木で、その葉は健康茶として飲用されています。
一説によると1000年も前から健康の維持のために飲用されていると伝えられています。

歩行機能の維持、腰や肩の負担の軽減など様々な有効性を持つ機能性素材

バナスリン®には生理活性成分であるトリテルペノイド類が豊富に含まれています。特にトリテルペノイドの1種であるコロソリン酸には血糖値を抑える作用があることがこれまで報告されてきました。
当社の研究により、コロソリン酸には血糖値抑制作用の他に、歩行機能の維持、腰や肩の負担の軽減などの効果が認められており、抗ロコモに対する効果が期待できる素材であることがわかりました。

※「バナスリン」は株式会社東洋新薬の登録商標です。

バナスリン®基本情報

名称

一般名	バナバ葉抽出物
原材料表示例	バナバ葉抽出物

由来

由来	バナバ葉

有効性

有効性	抗ロコモ作用「歩行能力向上、腰・肩の負担軽減、立ち座り時の膝の違和感軽減」（機能性表示対応）空腹時血糖値低下作用(機能性表示対応) たるみ感軽減作用「顔のたるみ感、ヒップのたるみ感」姿勢の維持作用

規格・成分

区分	食品
機能性関与成分	バナバ葉由来コロソリン酸

特性

性状	淡黄色～濃黄褐色の粉末
味	特有の香味を有する

使い方等

1日摂取目安量	機能性関与成分量として抗ロコモ作用：2.2mg 空腹時血糖値低下作用：0.9mg
使用可能剤型	サプリメント（打錠品）
賞味期限	36ヶ月
アレルギー物質	無し

機能性表示食品の表示例

届出表示例

【抗ロコモ訴求】
本品にはバナバ葉由来コロソリン酸が含まれます。バナバ葉由来コロソリン酸は、軽い負荷のかかる日常的な運動と併用することで、中高年の方の加齢に伴い低下する歩行能力の向上に役立つ機能、椅子から立ち上がるときや座るときの膝の違和感を軽減する機能、一時的な腰や肩の負担を軽減する機能が報告されています。

【空腹時血糖値低下訴求】
本品にはバナバ葉由来コロソリン酸が含まれます。
バナバ葉由来コロソリン酸は、健常な方の高めの空腹時血糖値を下げる機能が報告されています。

バナスリン®の安全性

in vitro、in vivoで安全性試験を実施しています。
詳細についてはお問い合わせください。

バナスリン®の有効性

「抗ロコモ作用」「たるみ感軽減作用」などでの有効性が確認されています。

抗ロコモ作用

―試験概要―: ・対象者：定期的な運動をしておらず、以前より筋力が衰えたという自覚がある、50歳以上70歳未満の健常男女; ・試験食品：①プラセボ錠剤、②バナスリン®配合錠剤（バナスリン群）※バナバ葉由来コロソリン酸　2.2 mg/日含む; ・摂取方法：プラセボ錠剤またはバナスリン®配合錠剤を1日1粒、適量の水またはお湯とともに8週間摂取; ・運動介入：週4～5日、レジスタンス運動および健口体操を実施; ・評価項目：10m歩行速度、VAS（肩こり、腰の痛み、立席時の膝の違和感、着席時の膝の違和感）; ・解析対象者数：プラセボ群 15人、バナスリン群 17人

（藤木ら, 薬理と治療, 50(4), 711-720, 2022より作図）

たるみ感軽減作用

―試験概要―: ・対象者：定期的な運動をしておらず、以前より筋力が衰えたという自覚がある、50歳以上70歳未満の健常男女; ・試験食品：①プラセボ錠剤、②バナスリン®配合錠剤（バナスリン群）※バナバ葉由来コロソリン酸　2.2 mg/日含む; ・摂取方法：プラセボ錠剤またはバナスリン®配合錠剤を1日1粒、適量の水またはお湯とともに8週間摂取; ・運動介入：週4～5日、レジスタンス運動および健口体操を実施; ・評価項目：VAS（頬のたるみ感、ヒップのたるみ感）; ・解析対象者数：プラセボ群 15人、バナスリン群17人

（藤木ら, 薬理と治療, 50(4), 711-720, 2022より作図）