ポリフェノールを豊富に含み、
お腹の脂肪低減、中性脂肪・血糖値上昇を抑制する素材

ターミナリアベリリカ™

インドの伝統医学“アーユルヴェーダ”素材です。

ターミナリアベリリカ™|メインイメージ

ターミナリアベリリカ™とは

インドこだわりの素材、伝統的な果実

ターミナリアベリリカ™は、落葉樹「ターミナリアベリリカ」の果実から抽出した機能性素材で、ポリフェノールを豊富に含有しています。「ターミナリアベリリカ」は主に南アジアなどの熱帯地域に分布しており、インドの伝統医学である“アーユルヴェーダ”において、軽い胃腸障害などをはじめとしたさまざまな体の不調に対する伝承薬であるトリファラ(3つの果実)の一つとして処方されています。

血糖値、中性脂肪、お腹の脂肪などさまざまな機能を持つ機能性食品素材

「ターミナリアベリリカ」の果実は、これまで抗脂質代謝異常症作用や抗酸化作用などが報告されてきました。また近年では、ターミナリアベリリカ由来没食子酸には、食事の脂肪や糖の吸収を抑え、食後の中性脂肪や血糖値の上昇をおだやかにする機能、肥満気味な方のお腹の脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪)とBMIを減らすのを助ける機能が報告され、メタボリックシンドロームを改善する作用があることがわかっています。

少量でも確かなカット系素材

粉末のため扱いやすく、数百㎎という少量で機能が発揮され、機能表示食品素材として採用されています。

ターミナリアベリリカ™とは

ターミナリアベリリカ™基本情報

名称

一般名 ターミナリアベリリカ抽出物
原材料表示例 ターミナリアベリリカ抽出物

由来

由来 ターミナリアベリリカ果実

有効性

有効性
  • 食後血糖値上昇抑制作用
  • 食後中性脂肪上昇抑制作用
  • 体脂肪低減作用「お腹の脂肪(内臓脂肪、皮下脂肪)、体重、BMI」
  • 食後尿酸値上昇抑制作用
※いずれも機能性表示対応

規格・成分

区分 食品
機能性関与成分 ターミナリアベリリカ由来没食子酸

特性

性状 黄褐色~茶褐色の粉末
苦みと渋味を有する
溶解性 水に可溶
※溶解時に一部澱が生じる。

使い方等

1日摂取量目安 機能性関与成分量として
食後血糖値、食後中性脂肪及び食後尿酸値上昇抑制作用 20.8mg
体脂肪低減作用 41.6mg
使用可能剤型 飲料、乳製品、菓子、サプリメント等
賞味期限 36ヶ月
アレルギー物質 無し

機能性表示食品の表示例

表示例

【中性脂肪訴求】
本品には、ターミナリアベリリカ由来没食酸が含まれます。ターミナリアベリリカ由来没食子酸には、食事の脂肪の吸収を抑えて、食後の中性脂肪の上昇を抑える機能があることが報告されています。

【血糖訴求】
本品には、ターミナリアベリリカ由来没食子酸が含まれます。ターミナリアベリリカ由来没食子酸には、食事に含まれる糖の吸収を抑えて、食後の血糖値の上昇をおだやかにする機能が報告されています。食後の血糖値が気になる方に適した食品です。

【お腹の脂肪訴求】
本品には、ターミナリアベリリカ由来没食子酸が含まれます。ターミナリアベリリカ由来没食子酸には、肥満気味な方のお腹の脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪)とBMIを減らすのを助ける機能が報告されています。

【尿酸訴求】
本品には、ターミナリアベリリカ由来没食子酸が含まれます。ターミナリアベリリカ由来没食子酸には、尿酸値が健常域で高めの方の食後の尿酸値の上昇を抑える機能が報告されています。

ターミナリアベリリカ™の安全性

in vitroin vivo、ヒトで安全性試験を実施しています。
詳細についてはお問い合わせください。

ターミナリアベリリカ™の有効性

「食後中性脂肪上昇抑制作用」「食後血糖値上昇抑制作用」
「内臓脂肪・BMI低減作用」「食後尿酸値上昇抑制作用」などでの有効性が確認されています。

食後血中中性脂肪上昇抑制作用

-試験概要-
・対象者:健常成人男女
・試験食品:①対照食品、②ターミナリアベリリカ™配合錠剤(試験食品) ※ターミナリアベリリカ由来没食子酸 20.8mg/日含む
・摂取方法:対照食品又は試験食品を適量の水とともに単回摂取させた後、ラード・バター入りコーンポタージュ、プレーンベーグルを摂取
・評価項目:血中中性脂肪
・解析対象者数:対照食品 34人、試験食品34人

(草場ら, 薬理と治療, 43(8), 1175-1180, 2015より作図)

-試験概要-
・対象者: 20歳以上65歳未満の健常成人男女
・試験食品:①対照食品、②ターミナリアベリリカ™配合錠剤(試験食品) ※ターミナリアベリリカ由来没食子酸 20.8mg/日含む
・摂取方法:対照食品又は試験食品を適量の水とともに単回摂取させた後、ハンバーグ、バターロール、フライドポテトを摂取
・評価項目:血中中性脂肪
・解析対象者数:対照食品 76人、試験食品 76人

(髙橋ら, 薬理と治療, 47(6), 949-955, 2019より作図)

-試験概要-
・対象者: 20歳以上65歳未満健常成人男女
・試験食品:①対照食品、②ターミナリアベリリカ™粉末(試験食品)※ターミナリアベリリカ由来没食子酸 20.8mg/日含む
・摂取方法:対照食品又は試験食品を適量の水とともに、角煮およびラーメンと同時に単回摂取
・評価項目:血中中性脂肪
・食後中性脂肪の上昇抑制作用:摂取前~摂取4時間後の血中中性脂肪変化量から算出
・解析対象者数:対照食品 19人、試験食品 19人

(浜ら:薬理と治療, 48(6), 1065-1071, 2020より作図)

食後血糖値上昇抑制作用

-試験概要-
・対象者:空腹時血糖値110 mg/dL以上125 mg/dL以下又は75gOGTT 2時間値が140 mg/dL以上199 mg/dL以下の20歳以上65歳未満の糖尿病境界域の成人男女
・試験食品:①対照食品、②ターミナリアベリリカ™配合錠剤(試験食品)※ターミナリアベリリカ由来没食子酸 20.8mg/日含む
・摂取方法・期間:対照食品又は試験食品を適量の水またはぬるま湯とともに単回摂取させた後、米飯(塩むすび3個)を摂取
・評価項目:血糖値
・解析対象者数:対照食品 41人、試験食品 41人

(宮元ら,薬理と治療, 45(8), 1365-1372, 2017より作図)

-試験概要-
・対象者:空腹時血糖値100 mg/dL以上125 mg/dL以下又は75gOGTT 2時間値が140 mg/dL以上199 mg/dL以下で、かつ随時血糖値200mg/dL未満の20歳以上65歳未満の正常高値又は糖尿病境界域の成人男女
・試験食品:①対照食品、②ターミナリアベリリカ™配合錠剤(試験食品)※ターミナリアベリリカ由来没食子酸 20.8mg/日含む
・摂取方法・期間:対照食品又は試験食品を適量の水またはぬるま湯とともに単回摂取させた後、カレーライスを摂取
・評価項目:血糖値
・解析対象者数:対照食品 46人、試験食品 46人

(友澤ら,薬理と治療, 47(8), 1245-1251, 2019より作図)

-試験概要-
・対象者: 20歳以上65歳未満健常成人男女
・試験食品:①対照食品、②ターミナリアベリリカ™粉末(試験食品)※ターミナリアベリリカ由来没食子酸 20.8mg/日含む
・摂取方法:対照食品又は試験食品を適量の水とともに、角煮およびラーメンと同時に単回摂取
・評価項目:血糖値
・食後中性脂肪の上昇抑制作用:摂取前~摂取4時間後の血中中性脂肪変化量から算出
・解析対象者数:対照食品 19人、試験食品 19人

(浜ら:薬理と治療, 48(6), 1065-1071, 2020より作図)

お腹の脂肪・BMI低減作用

-試験概要-
・対象者:BMIが23以上30未満の20歳以上65歳未満の健常男女
・試験食品:①対照食品、②ターミナリアベリリカ™配合錠剤(試験食品)※ターミナリアベリリカ由来没食子酸 41.6mg/日含む(20.8mg×2回)
・摂取方法・期間:対照食品又は試験食品を1日2回、 食事とともに 12週間摂取
・評価項目:腹部内臓脂肪面積、腹部皮下脂肪面積、腹部総脂肪面積、BMI
・試験期間の過ごし方:試験開始前と同様の生活を送ることに加え、夕食2時間以内に就寝しないこと、22時以降間食を含む食事の摂取をしないことなどを指導した
・解析対象者数:対照食品 42人、試験食品 41人

(眞志喜ら, 薬理と治療, 49(2), 305-312, 2021より作図)

食後血清尿酸値上昇抑制作用

-試験概要-
・対象者:血清尿酸値が5.0mg/dL以上7.9mg/dL以下 、20歳以上65歳未満の成人男性
・試験食品:①対照食品、②ターミナリアベリリカ™配合錠剤(試験食品)※ターミナリアベリリカ由来没食子酸 20.8mg/日含む
・摂取方法:対照食品または試験食品を、プリン体を多く含む食事(米飯、核酸調味料を加えた中華スープ)とともに摂取
・評価項目:血清尿酸値
・解析対象者数:対照食品 40人、試験食品 40人

(眞志喜ら, 薬理と治療, 49(11), 1889-1896, 2021より作図)

ターミナリアベリリカ™の安定性

粉末 (保存安定性)

粉末状態で30℃ 36ヶ月間・40℃ 6ヶ月、没食子酸は安定です。

  • 温度30℃ または40℃
  • 被験物質性状粉末
  • 保管容器内装:ポリ袋
    外装:HDPE(高密度ポリエチレン)
  • 期間36ヶ月または
    6ヶ月
  • 指標没食子酸
ターミナリアベリリカの安定性①

水溶液での安定性(加熱安定性)

水溶液状態で95℃ 60分間加熱処理しても、没食子酸は安定です。

  • 温度85 ℃
  • 時間60分
  • 試験濃度1.5 mg/mL
  • 被験物質性状水溶液
  • 指標没食子酸
ターミナリアベリリカの安定性②

水溶液での安定性(保存安定性)

没食子酸はpH2~5域では常温で6か月間安定です。

  • 温度常温
  • 試験濃度1.5 mg/mL
  • 期間180日
  • 指標没食子酸
  • 被験物質性状水溶液
  • pH2,3,4,5,6
  • 保存容器15mL PPチューブ
ターミナリアベリリカの安定性③

加熱の安定性(ゼリー、加熱)

ゼリーに配合したターミナリアベリリカの没食子酸は加熱殺菌後も安定です。

【酸性ゼリー】

  • 温度85 ℃
  • 時間30分
  • 指標没食子酸
  • 被験物質性状ゼリー
  • pH3.6
ターミナリアベリリカの安定性④

【中性ゼリー】

  • 温度121 ℃
  • 時間30分
  • 指標没食子酸
  • 被験物質性状ゼリー
  • pH5.8
ターミナリアベリリカの安定性⑤

加熱の安定性(クッキー、加熱)

クッキーに配合したターミナリアベリリカの没食子酸は250℃10分の焼成後も安定です。

  • 温度250 ℃
  • 被験物質性状クッキー
  • 時間10分
  • 指標没食子酸
ターミナリアベリリカの安定性⑥

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