インドマンゴスチンエキス末とは
インド伝統の健康素材
インドマンゴスチンエキス末は、インドマンゴスチンの果皮から抽出した機能性素材です。
インドマンゴスチンは、インドに自生しているフクギ科の植物で、その果実や果皮はスパイスとしてカレーなどに用いられるほか、健康に対する様々な効果を期待してインドの伝統医療であるアーユルヴェーダにおいて、古くから利用されています。
肝機能、活気・活力、疲労感など様々な有効性を持つ機能性素材
インドマンゴスチンエキス末の特徴成分である「インドマンゴスチン由来ガルシノール」には抗炎症効果があります。
飲酒や喫煙、ストレスなどの日常的な生活習慣で生じる肝臓の炎症を抑制することで、日頃からのケアが重要な肝臓を守り、肝機能の改善に役立つと考えられています。
また、生体内の炎症は、活気・活力といった気分の低下をもたらします。そのため、生体内の炎症を抑制することで、活気・活力の低下や疲労感の軽減にも役立つと考えられています。
他にも、二日酔い症状を軽減する作用も報告されています。
インドマンゴスチンエキス末基本情報
名称
一般名 | インドマンゴスチン抽出物 |
---|---|
原材料表示例 | インドマンゴスチン抽出物 |
由来
由来 | インドマンゴスチン果皮 |
---|
有効性
有効性 |
|
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規格・成分
区分 | 食品 |
---|---|
機能性関与成分 | インドマンゴスチン由来ガルシノール |
特性
性状 | 薄茶色の粉末 |
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使い方等
1日摂取目安 | 機能性関与成分量として18.0mg |
---|---|
使用可能剤型 | サプリメント、粉末等 |
賞味期限 | 48カ月 |
アレルギー物質 | 無し |
機能性表示食品の表示例
【肝機能訴求】
本品にはインドマンゴスチン由来ガルシノールが含まれます。インドマンゴスチン由来ガルシノールには、健康な人の健常域でやや高めの血中ALT値、AST値を低下させる機能があることが報告されています。血中ALT値とAST値は、肝臓の健康状態を示す指標の一つです。
【活気・活力、疲労感、心の健康訴求】
本品にはインドマンゴスチン由来ガルシノールが含まれます。インドマンゴスチン由来ガルシノールには、日常生活における一時的な活気・活力感の低下を軽減する機能、日常生活における一時的な疲労感をやわらげる機能、起床時の疲労感をやわらげる機能、心の健康(楽しくおだやかな気分でいること)を維持する機能が報告されています。
インドマンゴスチンエキス末の安全性
in vitro、in vivo で安全性試験を実施しています。
詳細についてはお問い合わせください。
インドマンゴスチンエキス末の有効性
「肝機能改善作用」「活気・活力低下軽減作用」「疲労感軽減作用」などでの有効性が確認されています。
肝機能改善作用
- ―試験概要―
- ・対象者:ALT、ASTが50U/L以下、γ-GTPが100U/L以下の20歳以上65歳未満の健常成人男女
- ・試験食品:①対照食品、②インドマンゴスチンエキス末配合錠剤(試験食品) ※インドマンゴスチン由来ガルシノール 18.0mg/日含む
- ・摂取方法:対照食品または試験食品を1日2粒、適量の水又はお湯とともに12週間摂取
- ・評価項目:肝機能酵素(ALT、AST)値
- ・解析対象者数:対照食品 22人、試験食品21人
(山本ら:薬理と治療, 51(5), 703-709, 2023より作図)
活気・活力低下軽減作用、疲労感軽減作用、心の健康維持作用
- ―試験概要―
- ・対象者:日常生活の中で一時的な活力の低下を感じている30歳以上50歳未満の健常成人男女
- ・試験食品:①対照食品、②インドマンゴスチンエキス末配合錠剤(試験食品) ※インドマンゴスチン由来ガルシノール 18.0mg/日含む
- ・摂取方法:対照食品または試験食品を1日2粒、適量の水又はお湯とともに4週間摂取
- ・評価項目:POMS2、SF-36、OSA睡眠調査票
- ・解析対象者数:対照食品 27人、試験食品30人
(山本ら:薬理と治療, 52(2), 213-220, 2024より作図)
二日酔い症状軽減作用
- ―試験概要―
- ・対象者:30歳以上60歳未満の健常成人男性、アルコール類の摂取は可能であるが(アルコール体質パッチテストでND型、NN型)、翌日に二日酔いになりやすい方
- ・試験食品:①対照食品、②インドマンゴスチンエキス末配合錠剤(高用量、試験食品)※インドマンゴスチン由来ガルシノール 36.8mg/日含む、③インドマンゴスチンエキス末配合錠剤(低用量、試験食品)※インドマンゴスチン由来ガルシノール 18.0mg/日含む
- ・摂取方法:対照食品または試験食品を1粒、飲酒7時間後(飲酒翌日の二日酔いになってしまった後)
- ・評価項目:リッカート(二日酔い症状など)、VAS(疲労感など)
- ・解析対象者数:対照食品 12人、試験食品(高用量) 12人、試験食品(低用量)10人
(上田ら:薬理と治療, 49(6), 965-976, 2021より作図)
- ―試験概要―
- ・対象者:ALT、ASTが50U/L以下、γ-GTPが100U/L以下の20歳以上65歳未満の健常成人男女
- ・試験食品:①対照食品、②インドマンゴスチンエキス末配合錠剤(試験食品) ※インドマンゴスチン由来ガルシノール 18.0mg/日含む
- ・摂取方法:対照食品または試験食品を1日2粒、適量の水又はお湯とともに12週間摂取
- ・評価項目:肝機能酵素(ALT、AST)値
- ・解析対象者数:対照食品 22人、試験食品21人
(山本ら:薬理と治療, 51(5), 703-709, 2023より作図)
- ―試験概要―
- ・対象者:日常生活の中で一時的な活力の低下を感じている30歳以上50歳未満の健常成人男女
- ・試験食品:①対照食品、②インドマンゴスチンエキス末配合錠剤(試験食品) ※インドマンゴスチン由来ガルシノール 18.0mg/日含む
- ・摂取方法:対照食品または試験食品を1日2粒、適量の水又はお湯とともに4週間摂取
- ・評価項目:POMS2、SF-36、OSA睡眠調査票
- ・解析対象者数:対照食品 27人、試験食品30人
(山本ら:薬理と治療, 52(2), 213-220, 2024より作図)
- ―試験概要―
- ・対象者:30歳以上60歳未満の健常成人男性、アルコール類の摂取は可能であるが(アルコール体質パッチテストでND型、NN型)、翌日に二日酔いになりやすい方
- ・試験食品:①対照食品、②インドマンゴスチンエキス末配合錠剤(高用量、試験食品)※インドマンゴスチン由来ガルシノール 36.8mg/日含む、③インドマンゴスチンエキス末配合錠剤(低用量、試験食品)※インドマンゴスチン由来ガルシノール 18.0mg/日含む
- ・摂取方法:対照食品または試験食品を1粒、飲酒7時間後(飲酒翌日の二日酔いになってしまった後)
- ・評価項目:リッカート(二日酔い症状など)、VAS(疲労感など)
- ・解析対象者数:対照食品 12人、試験食品(高用量) 12人、試験食品(低用量)10人
(上田ら:薬理と治療, 49(6), 965-976, 2021より作図)
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