アロエ -原料別基本情報-
アロエ
胃腸の調子を整える効果、
肌への効果をもつ万能薬
アロエは、アフリカや南米で広く栽培されているユリ科の多年生多肉植物で、「医者いらず」と呼ばれるほど薬効がある。食用としては、アロエベラが主に利用される。葉のゼリー質の部分が多く、ヨーグルトやドリンク剤などの健康食品に多く利用されており、最近では化粧品にも利用されている。
アロエ の成分・作用
アロエに含まれるアロイン(バルバロイン)などは、腸内の水分量を増やし、ぜん動運動を活発にし、腸内の余分なものを押し出して便秘を解消する下剤効果がある。
また、キダチアロエの葉から単離された糖タンパク質であるアロクチンAには、胃を保護する働きがある。
さらには、肌のコラーゲン量を増やす効果や「アロエシン」というビタミンCと同等の美白効果がある成分がメラニン色素を産生するチロシナーゼの働きを促進する。